野人、松茸、秋刀魚の秋
◇野人たちと
このところハードな話題が続いたので、今日は柔らかな陽光で。
月曜深夜(といっても既に9/4火曜)、野人たちと再び飲む。野人たちとはすなわち宇治家さんの市井の勤務先で使っているバイト君たち。最初は、お約束通り職場の話題から。野人Aは勤務し始めて1ヶ月弱。野人Bはちょうど1年。業務のコツや人間観察を語りつつ、話題は、音楽・文学・映画へと進展する。
若い野人たちとの語らいは宇治家さんにとってなによりの楽しみのひとつ。利害も見栄もない語らいにあっという間に時間はすぎていく。
ジョン・レノンとビートルズ、忌野清志郎と美輪明宏。ゲーテとドストエフスキー。谷崎潤一郎と池波正太郎……。
語らいはいっこうに終わらない。野人たちありがとう!
ふたりと分かれて自転車での帰路で、「ヨイトマケの唄」を歌いながら。
三輪明宏による“ヨイトマケの唄”の動画(YouTube)はこちらから
◇松茸、秋刀魚
宇治家さんはよく飲んでいます。
ですけど、宇治家参去さんだけ飲むのはよくない!と感じ、今日は家族に寿司をごちそうする。
夕方寿司屋へ向かうが、寿司屋まであと300メートルのところで夕立に遭遇。濡れ鼠になりながら、入店。タオルをもってきてくれた店長さんに感謝。夕方の夕立。ほぼ貸し切り状態で旬の肴を堪能する。
今日の舞台は、花小金井の「ととやみち」。すかいらーく資本の回転すしだが、それなりにいいネタをつかっており(逆に言えば資本力)、週末は繁忙時は1-2時間待ちはざら。今日は平日早めで一番乗り。
好みもあるが、寿司といえば、中トロもすてがたいが、この季節、一番うまいのはなんといっても秋刀魚。脂ののった秋刀魚と薬味のネギが絶妙にマッチ。かけつけ3カンほど喰ってしまう。
限定の焼き松茸に舌鼓をうちつつ、明日からまたがんばろうと思う宇治家三去さんでした。
季節の味覚に感謝。握る板前さんに感謝。そして一緒に食卓を囲む家族に感謝。ついでに、人に感謝できる自分にも感謝。
店から出ると、雨はやんでいた。
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