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The plan was frustrated.

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どーも。宇治家です。

今日は休日だったのですが、予定していた計画が総て頓挫。
前夜、がっつり飲んでいたので、昼前に起きて、ゆっくり朝食。
子供が遠足で、家も静まりかえっているハズなので、ゆっくりと論文の資料整理の予定でしたが……。

まず、痛飲後3時間ぐらいで叩き起こされてしまいました。
細君が風邪で調子悪いので、遠足に行く子供を幼稚園まで連れて行けとのこと。ひげ剃って、とりあえずネクタイ絞めましたが、息が酒臭い。しょうがないけど、子供を幼稚園まで連れて行き、園長先生の講話をうつらうつら聞きながら帰宅する。

さぞ、へんな親父がきていたことだろうと思われているのではないかと思うが、帰宅後、逆に疲れて再度寝てしまう。

起きると13時。心身を整え、資料整理にかかると、今度は、PCが不調となり、ケーブル不良で、HDD1個にアクセスできなくなってしまう。解決まで1Hかかり、さぁやるぞという気力が萎えてしまう。

とどめは、夕食。カツカレーと思ってかぶりつくと、チキンカツだった!

合掌。

 「もとはといえば、稲垣信濃守様の家中で起きた喧嘩沙汰から、佐々木典十郎が敵討ちの旅へ出たのが、はじまりなのだ。それがために滝野川村の小娘がひどい目に会い、ひいては盗賊の神取一味へまで波紋がひろがり、このため、長崎屋と釜屋の二つの商家が難をまぬがれた……となると佐々木典十郎の愚かな所業が、二つの商家の人びとのいのちを兇賊どもの手から救ったことにもなる。なんとおもしろいではないか、左馬之助」
 「なるほどなあ……」
 腕をこまぬいた岸井左馬之助が、深刻な顔つきとなって、すっかり考えこんでしまったのをながめやりつつ、長谷川平蔵は煙管に煙草をつめた。
 「どうした、左馬……」
 「いや、その……妙に、胸が重くなってきて……」
 「うふ、ふふ……」
 「可笑しいですかな?」
 「いや、別に……なあ、左馬之助。これが浮世の仕組みというものなのだよ」
 「浮世の仕組み、ね……」
 「人が何かを仕出かすことは、必ず、何らかの結果をまねくことなのだ。当り前のことだがね」
 「ははあ……」
 「その当り前のことを、人という生きものは、なかなかに、のみこめぬものなのさ、このおれもそうだが……」
 いいさして平蔵は、さも、うまそうに煙草のけむりを吐き出し、
 「のみこめていりゃあ、人の世の苦労もねえわけだが……」
 わだと伝法な口調で、こう、つけ足した。
 「そのかわり、つまらねえ世の中になってしまうだろうよ」
 雨足が、強くなってきている。
    --池波正太郎「浮世の顔」、『鬼平犯科帳 新装版(十四)』(文春文庫、2000年)。

浮世に漂いながら、明日の再起を期す宇治家参去でした。

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