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「慎みながら」「楽しんで」

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 今日は、休みなんですけど、健康診断のため、昼過ぎに市井の職場へ向かう。
到着した途端、細君から電話が……。
 幼稚園から帰ってきた子供が熱っぽかったので、細君が子供を病院へ連れて行ってたのですが、家の鍵を持たずに出ていたらしい。面倒なのですが、再度自宅へ戻り、鍵を渡すはめに。予想外の運動で、検診を受ける前に疲れ果ててしまう。

 さて、検診はいつもの如く、肝臓がひっかかる。すこし酒の量を考えないとなぁ。
 ただ、医者からは別に酒はほどほどにとは、言われなかった。
 「慢性的に風邪っぽいです」と言ったので、そちらの方が重点的な対象となったからだろう。医療機関で再度検査を受けろとのことでした。

 いずれにせよ、酒もタバコもほどほどにしておいた方が一般論としてはよいのだろうが、不思議なもので、酒やタバコが良いか悪いかは個々人によって異なる部分も多々存在する。
 酒もタバコもやりつつ90過ぎまで元気な人間もいれば、その逆もいる。もちろん酒やタバコをやったばかりに早死にした人間の数は多いには多いのに決まっているが、それは、あくまでも平均の話にすぎない。自分にそれがあてはまるかどうかは自分に聞くしかない。

 宇治家さんは、酒を毎日飲む。酒が旨いうちは毎日飲んでも大丈夫だろうと思っているが、時々いきなりまずくなる時がある。体がもう飲むのはやめろ、といっているのだろうと思う。そういう時は、それ以上飲まない。タバコも同じである。

 ただし……節制は必要でしょうね。

節制(TEMPERANCE)
あらゆる種類の酩酊を克服した徳。したがって恐怖は節制ではない。なぜなら、それはつねに動物的部分に負けることであるから。慎重さは一種の節制であり、これは一種の酩酊である無謀さと対立する。官能的酩酊はもっとも恐ろしいものの仲間だ。賭け事の情念は一種の酩酊である。
アリストテレスから。「慎みながら、楽しんでいる者は節制家である。慎みながら、慎んでいるのを嘆いている者は不節制な人である」。
    --アラン(神谷幹夫訳)『アラン定義集』(岩波文庫、2003年)

無謀さを避けながら、「慎みながら」「楽しんで」酒を飲む宇治家参去でした。

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