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【覚え書】サラエボの花

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気になる新聞記事がありましたので、覚書として以下に紹介します。


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「ひと 公開中の映画「サラエボの花」監督 ヤスミラ・ジュバニッチさん(33)」『毎日新聞』(2007年12月27日付)。

 「戦争がひどくなった時、私は10代だった。レイプが本当に怖かった。私か母が犯されるという恐怖が今もリアルに残っている」。東京千代田区の岩波ホールで来年2月8日まで公開中の劇映画「サラエボの花」を監督し、初来日した。
 06年ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した映画の舞台はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ。そこに暮らす母娘の話だが、母には娘に言えない戦時体験があった。暴力シーンは全くないが、それがかえって、見る者に主人公の不安、恐怖を抱え込ませる。
 「戦争の本当の姿が現れるのは、空爆や銃撃戦、飢餓ではない。レイプだと思う。女たちは威厳を砕かれ、ほとんど立ち直れない。あんなに醜い行為はない」
 92年から3年半も続いたボスニア紛争では、セルビア人勢力が「民族を浄化するため」と敵方の女性を組織的に犯し、妊娠させた。被害者たちに話を聞くうちに「戦争の現実より、レイプのトラウマから、被害者はどうしたら抜け出せるかに関心が向いていった」。
 そこには答えはない。「ただ、被害者に誰か愛する人がいるか、何か新たなものを生み出す創造力があれば、過去を乗り越えられるかもしれない、と思えた。作品は自分の外の世界というよりも、そんな私自身の感覚を描いたものなのです」

Jasmila Zbanic サラエボ生まれ。芸術学校の映画監督科卒。ドキュメンタリー作品が多い。夫と7歳の娘。(文・藤原章生)

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上で紹介された『サラエボの花』の公式サイトは以下の通り。
ここをクリック!



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