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<わが家>で眠る<充足>

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 享受と幸福は自己へと向かう運動であり、その運動によってしるしづけられるのは、<私>の充足である。うちに巻きついてゆく螺旋のイメージにさきほどは訴えたけれども、そのイメージによっては、この満足が~によって生きるという不充足に根づいてもいるしだいを、うまくあらわすことができない。<私>であることは幸福であることであり、わが家にいることである。これはたしかであるとはいえ、<私>は非充足のなかで充足しているのであって、<私>は<私でないもの>のうちにとどまっている。<私>であるとは、「他のもの」を享受していることであり、自己を享受していることではだんじてないのである。
    --レヴィナス(熊野純彦訳)『全体性と無限(上)』(岩波文庫、2005年)。

どうも宇治家参去です。ようやくレヴィナスの『全体性と無限』の第2部までフランス語で読みすすことができました。レヴィナスは深く難しいですが、その言葉を丹念に読み進めていくことはなによりの幸福です。

さて、今日は、“<私>の充足”ではありませんが、“わが家”で、ぐっすり寝てしまいました。起きると既に15時です。「起こしてよ~」と細君にいいましたが、起こすと文句をいうから放置したとのこと。ま、たまの休みなのでよしとしますか。

起床後、ひさしぶりに近所をぶらぶら散歩する。

武蔵野の夕暮れには、鉄塔が似合うなア~などと感慨にふけりました。

たまには何も考えず、散歩するのもいいですね。

さて、これから秋田の地酒『高清水』をやりながら、チェーホフの『桜の園』でも読んで寝ます。どうしても読みたくなったので……。

おやすみなさい。

P1020489

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