« ヨーロッパの乗り超え方 | トップページ | 夢のような…… »

小声でそっと言ったらいい

02_aiu

右にも左にもしっくりといかない宇治家参去です。

復古運動やラディカルな変革にもついていけないというか、生理的な恐怖を感じる宇治家参去です。

ただ、右の文献も、左の文献も比較的よく読みます。
読む中で、からだのなかに流れる右の本能を自覚し、左の説く理想に頷く部分もありますが、やはり、いごこちの悪さを感じてしまいます。

そういう意味では、保守的なのかもしれません。

さて、最近読んでいたのが、一水会を創設し、新右翼の代表的論客として知られる鈴木邦男の著作です。愛国心に関する著作なのですが、愛国心というものがそもそも国家による発明で押しつけであることを分かりやすく論じています。その末尾におもしろ一節があったので、一つ紹介まで。

----
……愛国心は国民一人一人が、心の中に持っていればいい。口に出して言ったら嘘になる。また他人を批判する時の道具になるし、凶器になりやすい。だから、胸の中に秘めておくか、どうしても言う必要がある時は、小声でそっと言ったらいい。
    --鈴木邦男『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書、2006年)。
----

「どうしても言う必要がある時は、小声でそっと言ったらいい」。

愛国心に限らず、そうした方がいいことはたくさんありますね。
今日は仕事で疲れました。

愛国者は信用できるか Book 愛国者は信用できるか

著者:鈴木 邦男
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« ヨーロッパの乗り超え方 | トップページ | 夢のような…… »

現代批評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/451663/11582067

この記事へのトラックバック一覧です: 小声でそっと言ったらいい:

« ヨーロッパの乗り超え方 | トップページ | 夢のような…… »