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旨いもの・酒巡礼記:熊本市編 「きたはち」

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旨いもの・酒巡礼記:熊本市編 「きたはち」

熊本へいったならば、「馬刺し」だろう……と各方面より声援があり、滞在二日目、「馬刺し」探索へ出発しました。

例の如く事前の調査無し。

こうした場合、鉄則としていえるのが、
①チェーン店を避け、地元の店を探す
②地産を使っている
③比較的リーズナブル(といっても安かろうではマズイ)
④清潔感

とりあえず、うえの4つの金科玉条を守り、酒飲みの感で、今回発見したのが、「きたはち」です。

熊本城や交通センターから繁華街へ入ってすぐのお店で、間口は狭いが奥行きのある店舗で、土曜ということもあり、予約が沢山入っていた。

ふらりと入りましたので、とりあえずカウンターで生ビールを注文。
目の前で、鳥を焼いております。奥にも厨房があり、焼き物と生もの(海産)では厨房を分けて使っている様子です。

で……。

「霜降り馬刺し」を注文する。
しばらくしてテーブルに出されるが、残念ながら「食べ方」が分からない。
「薬味を入れて刺身のように」と教えられ、一口口にする。

肉と言うよりも……
「上等な刺身です」

だから“馬刺し”ですね。

匂いもなく、さっぱりとしており、焼いた場合でも、牛より旨そうな感じです。

一緒にだされた、白い脂身のようなものが、“たてがみ”だとかで、こちらも初体験。

量を食べる、量を食べたいメニューではありませんが、ひとつあると上等な気分の味わえる一品です。

そのあと……、阿蘇地鶏の串焼きを注文するが、こちらも絶品です。
独自のごまだれ風のつけだれで味わいましたが、脂がのっているにもかかわらず、サッパリとしてウマイ。何本でもいけそうです。

最期は……、芥子レンコンです。
無学を告白するならば、宇治家参去、「芥子レンコン」なる、通常のレンコンより素材として「辛い」レンコンが品種として存在すると思っていたのですが、そうではありませんでした。

穴に、詰まっています、黄色いエキスが……。
知らずに口にすると、大火事です。
ビールが進むこと、進むこと。

春の夜に、ひとり味わう肥後料理。

ご主人に伺うと、熊本に昔からある焼き鳥屋さんとのこと。
名物は昔ながらの「ホルモンの煮込み」です。
価格は非常にリーズナブルでメニューも多く、日替わりメニュー(その日限定の肴)も豊富でとにかく旨くて安い。

熊本へ立ち寄るときは、是非。

ただし、焼酎は充実していますが、日本酒のラインナップがいささか淋しい部分が玉に瑕。

「きたはち」
熊本県熊本市花畑町13-27
096-353-2750

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