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【覚え書】「ひと コソボ・フィルハーモニーの常任指揮者 柳澤寿男さん(36)」、『毎日新聞』(2008年8月14日付(木))。

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ちょゐと新聞を読んでいるとまた覚えておかなくてはならない記事に遭遇する。【覚え書】として紹介しておきます。

90年代より耳目をあつめたバルカン半島の内戦です。
通俗的ですが、武力では問題は解決しない。
解決に必要なのは人間力だ。
今日は8月15日。
深く考えたいし、それぞれの“生きている現場”で“できること”から手をつけるしかない。
何かをやるにはどこかへいく必要はない。
行く使命のある人間はいけばよい。
行けないならば、自分とあいたいする人間に“人類”とか“平和”というものを見出せばそれでよい……と思うのだが。

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「ひと コソボ・フィルハーモニーの常任指揮者 柳澤寿男さん(36)」、『毎日新聞』(2008年8月14日付(木))。

 独立したコソボで、自ら設立したバルカン室内管弦楽団の演奏会を終えた瞬間、満面の笑みで充実感を表現した。「民族の共栄」を目指すコンサートは大きな拍手に包まれ、「ここで指揮できて感激です」。
 昨年3月、首都プリシュティナでの初めての公演では、軍人が小銃を抱えて並び、国際治安部隊(KFOR)に頼るコソボの現実を知った。アルバニア系とセルビア系が川の南北に分かれて住む民族分断のまちミトロビツァで、花屋の女性店員に「橋を渡ったことは」と尋ねると、橋を通ったことのない店員は答えられず涙を流した。民族対立の深刻さに打ちのめされた。
 「怒ることも多いが、感動はもっと大きい」。2月の独立宣言、6月の新憲法施行と、新しい国家コソボの歴史的な場面に立ち会った。「まちに活気があり、人々は明るい」とコソボに愛着を感じる。
 コソボ・フィルハーモニーの常任指揮者を引き受けたのも「音楽に国境はない」と語る総監督の心意気に動かされたからだ。停電も断水も日常風景となったコソボで、ろうそくの灯で楽譜に向かう。
 子どものためのコンサートなど新しい試みも始めた。ベートーベン作曲の交響曲第九番の「すべての人が兄弟になる」というメッセージを伝え続けたいと願う。コソボと日本を行き来する日々は長く続きそうだ。 文と写真・中尾卓司
 長野県出身。マケドニア国立歌劇場の首席指揮者を経て、07年10月から現職。

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