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鉄扉は開けた! 密林の路は見えてきた!

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ぼちぼちスクーリングも中盤。
八月に入ってから東京では比較的涼しい毎日が続いたのですが、昨日頃から炎天下が復活する。ものを食べていない生活が続いているので、バテ気味です。

昨日は夕方から、急遽、大阪、愛知、東京の友と八王子でがつんと飲む。
生(中)×3
日本酒×4-5合
山形の出羽桜がおススメです。

細君不在のため、連日飲んでおりますが、今回は無事故で帰宅。

特段の哲学的な議論をするわけではありませんが、生活から学問まではばひろく自由に討議できるのが、夜の講義(?)のいいところ。皆様ありがとうございました。

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 舟はくるしそうに砂丘の間を分けながら、ゆるゆるとオコヴェ河を遡って行った。私は引き舟の甲板の上に茫然と坐っていた。心中にはいかなる哲学の中にも書いていない根本的な普遍的な倫理性の概念を考えて苦心惨憺しながら紙に一枚一枚と連絡のない文章を書き記した。
(中略)
……三日目の晩、日没の頃、河馬の群の間を舟が進んで行ったとき、突如今まで予感もしなければ求めたこともない『生命に対する畏敬』という言葉が心中に閃いたのであった。--鉄扉は開けた! 密林の路は見えてきた! ついに私は世界人生肯定と倫理とが共に思惟の中に基礎づけられることが、明白となったのである!
    --シュヴァイツァー(竹山道雄訳)『わが生活と思想より』(白水社、1959年)。

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行きの電車のなかで、密林の聖者・シュバイツァー(Albert Schweitzer,1875-1965)を読んでいたのですが、最近つくづく実感する。いろいろなことがあったりして、凹んだり悩んだり、悲観的になったりしてしまうことが昨今多いのですが、「それでもなお」どこかで世界とか人生を肯定する倫理(それは逆に言えば悲観的な部分をもみとめながら、「なおかつ」進むべき道へむかっての歩みをやめない強さ)を自分自身のなかに構築していかない限り、そこでおわりになってしまうなあ……と、杯を交わしながら思った次第です。

Albert_schweitzer

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