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今日は、「弱い、ほうけた人間」でお許しを

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 標準時計
 偉大なひとたちにとっては、完成された作品よりも、生涯をつうじてそのための仕事が続く断片のほうが、いっそう重要である。じじつ、完結させることに無類の喜びを覚え、これでまた自分の生活に戻れたなどと思う者は、かれらよりも弱い、ほうけた人間にすぎない。天才(ゲーニウス)にあっては、重大な運命の打撃であれ穏やかな眠りであれ、仕事の中断はことごとく、工房の熱気そのものに転換される。そしてかれの断片で輪廓が示されるのは、かれを捉えて離さぬその工房の広がりなのだ。「天才(ジェニー)とは持続する熱気である。」
    --ヴァルター・ベンヤミン(野村修訳)「標準時計」、『暴力批判論 他十篇 ベンヤミンの仕事1』(岩波文庫、1994年)。

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歴史は繰り返すと言いますか、人間には学習能力がないと申しますか、いつものごとく、ぎりぎりまで手をつけない宇治家参去です。そのことでいたいめにあうのは分かっているのですが、歴史は繰り返します。そしてそのことを学習しないのが人間という生きものかもしれません。

昨日、「ぼちぼち締めきりですよ」ってメールが届いていた。

引用箇所はすべて入力しましたし、プロットも立っている。
……しかし、まだまとめてないんですよね、末締めの論文を。

提出まで今日しか休みがありません。

今日はがんばります。

とりあえず、死ぬまで“持続する熱気”は失いたくはないのですが、“完結させること”そして“完成”させることが目下重要であります。

レポートを書いていらっしゃる皆様もこんな気持ちなのでしょうかね?

とりあえず、サクマ式ドロップスでも舐めてみます。

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Book 暴力批判論 他十篇 (岩波文庫―ベンヤミンの仕事)

著者:野村 修,ヴァルター ベンヤミン
販売元:岩波書店
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