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これだけはほんとうだよ!

01_r0014788 6月23日。

息子殿が6歳になった……ようです。

前年紹介したとおり、ちょうど、織田信長と同じ誕生日ですが、現代史でいうと沖縄戦の終結日でもあります。

前年と同様……

すこぶる間抜でお調子者の健気な?お父さんは、君になにも教えることはないし、あげるものもありません。
金欠の無一文の裸の行者?だからゆるしてくださいまし。
※昨年は詩だけで「がくぅぅ」ってリアクションされてますから本年は食玩付きだ!

だから、ひとつの詩を今年も贈ります。

読めるようになったときに読んでくださいまし。

ゲーテのお母さんは少年ゲーテに次のように言ったようです。

「世界は喜びに満ちあふれている」

……そうな。

世の中は奇々怪々。
そふいえば、あなたの生まれる68年前の1日前に、独ソ戦の戦端が切り開かれたようですね。
独ソ不可侵条約を締結していたにもかかわらずですよ!

まさに世の中奇々怪々ですよ。

独ソ不可侵条約を締結したときですから、対ソ陣営としてドイツと蜜月であり、欧洲での反共陣営の構築・連帯を模索していた本朝の第三五代内閣総理大臣・平沼騏一郎は、「欧州の天地は複雑怪奇」と名言を残して内閣を総辞職しております。

これは世界情勢にかぎられた状況ではないんですよ。
あなたのみじかにも「複雑怪奇」な事象が満ちあふれております。

しかし、それにふりまわされない自己自身を築いて欲しいと思います。

お父さんはなにもあたなには何もしてあげれません。
ですけどヒントをあげますね。

アメリカを代表する作家のひとりがエレナ・ポーター女史(Eleanor Hodgman Port,1868-1920)です。

名作『少女パレアナ』で有名ですが、作中、主人公のパレアナは、次のような遊びに夢中になることで、苦境を挑戦へと転換していきます。

すなわち、「よかった探し」がそれですね!

複雑怪奇なのは承知ですけど、ちょいとばかり「よかった探し」をやってみると、この世界、まんざら捨てたものぢゃあござんせんから……ちょいと楽しんでみてくださいまし!

……ってことで、ひとつの詩を貴方に捧げます。

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    ウィリアム・ワーズワス

私の心は躍る、大空に
  虹かかるのを見たときに。
幼い頃もそうだった、
大人になった今もそうなのだ、
年老いたときでもそうありたい、
   でなければ、生きている意味はない!
子供は大人の父親なのだ。
願わくば、私のこれからの一日一日が、
自然への畏敬の念によって貫かれんことを!

The Rainbow
            William Wordsworth

My heart leaps up when I behold
  A raibow in the sky :
So was it when my life began,
So is it now I am a man,
So be it when I shall grow old
    Or let me die !
The Child is father of the Man :
And I could wish my days to be
Bound eah to each by natural piety.
    --平井正穂編『イギリス名詩選』岩波文庫、1990年。

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ほんとうに、おとうさんのむすこどのとしてうまれてきてくれてありがとう。
いつもうそをつき、いじわるをしてあなたをなやませておりますが、これだけはほんとうだよ!

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