過ぎたるは猶及ばざるがごとし
-----
子貢問う、
師と商と孰れか賢れる、と。
子曰く、師や過ぎたり、商や及ばず、と。
曰く、然らば則ち師は愈れるか、と。
子曰く、過ぎたるは猶及ばざるがごとし、と。
金谷治訳注「先進篇」、『論語』岩波文庫、1999年。
-----
これは掘り出しものだ!
……って思って手を伸ばして、買ってから損をすることを「安物買いの銭失い」というのですが、その固辞を痛罵する物件に出会う事があり、世の中捨てたものではないことをしみじみと実感する宇治家参去です。
ちょうど、月曜日に大学へ出講した帰りに、中古のPCショップで、めぼしい物品を物色していたのですが、、、
デル DIMENSION 4600C スリム デスクトップ
2003年発売のPCですが、17インチ液晶モニタ、本体、リカバリー(XP)が付いて、マウスのみ欠品の状態にて、4980円というのを見つけてしまい、即売してしまった次第です。
「起動確認のみ」とのふれこみでしたので、購入時にお店で状態を確認したところ、
メモリはマックスの1Gまで増設済み、
HDDも160GB(流体軸受け7200回転)にアップグレード済み
DVDもマルチドライブに変更されていたので・・・
懐かしい?Pentium4 3.2GHz(HT対応)でしたが即決した次第です。
ちょうど息子殿用のPCを探していたところです。
基本的にはYoutubeしか使わないのですが、自分のPCを使われると仕事にならないわけですし、本人用に用意したLenobo(旧IBM)のノートブックのThinkPad X61はwindows Vista Businessで起動が遅い!と不評を買っておりましたので、それを売却して、さくっと使えるXPマシンを!と思っていたのですが、存外なめっけものでした。
5年以上前のデスクトップPCですが、USBも6個あり、モニタの発色も良いし、Pen4HTを発揮するために?メモリも512MB×2という絶好調なセッティングでしたので、ついつい散財した次第です。
帰宅後、簡単に動作確認をすると、OSの立ち上げに30秒というところでしょうか・・・もちろんこれはSP1までの状況ですので。
本体、モニタなどにも不具合もなく、週末にでもセットアップしようと思ったいたわけですが、、、
ちょうど昨日は、風邪でヘロヘロでしたので、その合間をみつつ、セットアップしましたが、思った以上に調子がよく、これで息子殿用専用PCの完成です。
さすがにService Pack3までOSをアップグレードして、常駐のウイルスソフトやスパイウェア対策をぶっこむと、起動に1分はかかるようになったのですが、vistaBusinessをノートブックで使うよりはすこぶる快調で……
……起動確認をしおえたところで、再度、パソコンではなく、宇治家参去本人の体調も悪化したのでちょいと仮眠したのですが・・・
起きると……
宇治家参去専用のPCでYoutubeを見ている……!
……という不可思議な現証が登場しておりました。
なんでやねん!
ひとりぼけつっこみといういそがしい10秒でしたが・・・。
ダイニングのテレビの横にモニターを設置したのが仇でした。
細君がテレビを見たいとのことで、宇治家参去が寝ている間に、宇治家参去の自室のPCを使わせていたようです・・・。
配置転換が必要のようです。
息子殿には「十分すぎておつりがくる」とまで思った次第ですが、現実にはそうではなく、このことを、「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」というのでしょうか・・・。
ですけど、やっぱほりだしものですわ。
この中古デスクトップ!
論語 (岩波文庫) 販売元:岩波書店 |
| 固定リンク
「家族」カテゴリの記事
- 日記:横浜ぶらり(2013.10.16)
- わが身を忘れて、心を浄めたときに、はじめて他人の心をも浄めることができた(2013.06.24)
- 父の日の散策。(2013.06.17)
- たまこ 20130521wed(2013.05.23)
- たまこの帰還(2013.05.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント