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その後の人生で、彼はひどくいぶかしい思いで、このときのことを思いかえした

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 その後の人生で、彼はひどくいぶかしい思いで、このときのことを思いかえした。イワンと別れたあと、どうして自分は兄のドミートリーのことをまるきり忘れ去っていたのだろうか。その日の朝、わずか数時間前、たとえその日のうちに修道院に戻れなくても、ぜひとも兄のドミートリーを探しだし、それを果たさずには帰るまいと心に決めていたではないか。
    --ドストエフスキー(亀山郁夫訳)『カラマーゾフの兄弟2』光文社、2006年。

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あとになって気が付いてあわてることがよくあります。
とくに予定の組み方を間違えて、「いいですよ」などと軽く受けてしまって首が回らなくなってしまうことがよくあります。

師走も押し迫るところ、あと半月ですが、今週末に名古屋へ出張しますので、市井の職場を3日ほど休むように設定しております。そのため、その前後で出勤を振り替えているのですが、出張前という意味では、本来は火曜日が休みとなっています。

出張後は、大晦日までに2日だけ休むことができるようになっています。

で……。

昨夜、帰宅すると、上司から電話があって、今週の月曜と火曜をチェンジできませんか、との相談にて、別に、火曜休もうが、月曜休もうが、大丈夫だろう。むしろ、月曜は日中、大学で講義をしているので、授業が済んでからそのまま仕事に行かなくて済むぐらいだから、その方が楽かも??

……などと短期的判断を下し、「いいですよ」って二つ返事をしたのですが・・・

失敗でした。

名古屋へは通信教育部のスクーリング講義でいくわけですが、

①そのパワーポイントの最終調整がまだということ。
②スクーリングが済んでその翌日が短大の授業があるのですが、その準備がまだ……といいますか本日の授業を受けて、ペーパーを作り、配布物を用意し、パワーポイントに手をいれるので……という状況。
③今週締め切りの原稿を休みの火曜日にゆっくり考えながら組み立てていこうと想定していたこと。
④そもそも出張の準備がまったくできていないということ。
⑤その他かききれないほど諸々。

要するに、出張の3日間(金曜~日曜)は、市井の職場が休みといえば休みですが、こちらはそのうらで本業があるので、前後の3日間に研究などをぶちこまなければいけないわけなのですが、、、

その前半戦の休みをチェンジしてしまったため、

……いま、悲鳴を上げながらPCと向かっているという状況です。

ただしかし……

ドストエフスキー(Fyodor Mikhaylovich Dostoyevsky,1821-1881)にいわせるなら「その後の人生で、彼はひどくいぶかしい思いで、このときのことを思いかえした」ということになるのでしょう。

……ということで、まずは②が終わりそうなので、もうひとつだけやっつけて、寝ることにします。実は昨夜ほとんど寝ておりませんので・・・。

……とわいえ??

1月に『カラマーゾフ研究会?』が立ち上がるので、このところ、電車の中だけと決めて新訳で再読しておりますが、本日、楽しみにしていた「プロとコントラ」篇の「大審問官」をねちねちと読んでおりましたが、圧巻でしたっ!

子供の頃は、大審問官に敵意すら覚えたものですが、このところ……今日は2回ほど繰り返して読んだのですが……、敵意よりもその「思慮」する「態度」に一種憧憬を抱いてしまうほどで・・・。

これも成長しているということでしょうかねえ。

ただ、日程の設定に関してだけいうならば、成長の気配がみえず、がっくし……というところです。

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