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「あなたの力で子どもの命を守ることができます。ぜひ、ご一読ください。」

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この憲章の当事国政府は、その国民に代わって次のとおり宣言する。
戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信をおこした共通の原因であり、この疑惑と不信のために、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。ここに終りを告げた恐るべき大戦争は、人間の尊厳・平等・相互の尊重という民主主義の原理を否認し、これらの原理の代わりに、無知と偏見を通じて人間と人種の不平等という教義をひろめることによって可能にされた戦争であった。文化の広い普及と正義・自由・平和のための人類の教育とは、人間の尊厳に欠くことのできないものであり、且つすべての国民が相互の援助及び相互の関心の精神をもって果さなければならない神聖な義務である。政府の政治的及び経済的取極のみに基づく平和は、世界の諸人民の、一致した、しかも永続する誠実な支持を確保できる平和ではない。よって平和は、失われないためには、人類の知的及び精神的連帯の上に築かなければならない。これらの理由によって、この憲章の当事国は、すべての人に教育の充分で平等な機会が与えられ、客観的真理が拘束を受けずに探究され、且つ、思想と知識が自由に交換されるべきことを信じて、その国民の間における伝達の方法を発展させ及び増加させること並びに相互に理解し及び相互の生活を一層真実に一層完全に知るためにこの伝達の方法を用いることに一致し及び決意している。その結果、当事国は、世界の諸人民の教育、科学及び文化上の関係を通じて、国際連合の設立の目的であり、且つその憲章が宣言している国際平和と人類の共通の福祉という目的を促進するために、ここに国際連合教育科学文化機関を創設する。
    --日本ユネスコ国内委員会(国際連合編)「UNESCO憲章」(国際連合教育科学文化機関憲章)、『国際連合憲章』日本ユネスコ国内委員会事務局、1952年。

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午前中、風邪のため、げふげふいいながら、布団に入っていたのですが、

「ユネスコから手紙が来ている!」

……宇治家参去宛に郵便物がNewYorkから来ている!と細君が騒ぐものですから、

ダルイと思いつつ、起きてみると、まさにそのようでして、

「開けていい?」
※我が家では基本的に私信の開封は本人になります

……と訊くので、開けてみさせたところ・・・・

「寄付の依頼」

……だったようで、細君はガックシしておりました。

おそらく、秋口にユニセフに何かの資料を依頼して送付してもらっていたので、来たのでしょう。

なかをよく読んでから・・・

「寄付しようか?」

……と細君に誰何したところ、

「寄付してもらいたいのは、我が家です」

……大学の同級生のほぼ半分の年収ですから、まあ、彼女のいうことはわからなくなく、

「確かに・・・寄付してもらいたいのは我が家だよな」

……などと思ったわけですが、具体的な寄付の内容を読んでいると、やはり、しておいた方が良いのでは・・・?

……などと思うことしばしばです。

最低額は3000円からです。

この3000円で何ができるのでしょうか。
パンフレットによれば、「子どもたちの免疫力を高め、感染症にかかりにくくするビタミンA(1年間分)を1500人の子供に投与できます」そうです。

自分が3000円をフイにもっておりますと、何に使うのでしょうか。
真面目なところで書籍の購入でしょうか、3000円では専門書を買うことすらもできません。おそらく、ディスカウントのリカーショップで、純米酒1合買うか、軽く飲みにいくぐらいが現実的でしょうか。

その意味では、ポスト・コロニアル批評のスピヴァク(Gayatri Chakravorty Spivak,1942-)にいわせるなら、勝ち組・負け組といっても、先進国の状況はすべて後進国の「犠牲」のうえに成り立っている……と言われてしまいそうですが・・・。

ちょいと貯金して、応援しようかと思います。

その意味では無目的に自分が使うよりも、有効な価値的な使い方を見せて頂いたような気がします。

たった3000円ですが、決意して貯金しないと、用意できないダサイ宇治家参去でした。

とわいえ、

「あなたの力で子どもの命を守ることができます。ぜひ、ご一読ください。」などと書かれているものですから、そりゃぁぁ、力を出さないとマズイわな、と思うのも事実です。

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少し前の日本を知る方々が、手紙をガラス瓶に入れ海原へと流して下さいました。このブログの浜辺へとたどり着いた、これらのメッセージが、現代・未来を生きる皆さまの心へ届きますように---。 [続きを読む]

受信: 2009年12月 4日 (金) 13時23分

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