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「四六時中自分自身を実況中継するわけでしょ」というわけではありませんが、ゆる~くTwitter

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 新聞は諸制度の代役を果たすものではない。新聞はサーチライトのようなもので、休み泣く動き回りながら暗闇のなかに一つまた一つとエピソードを浮かび上がらせる。人間はこの光だけに頼ってこの世の中の仕事をするわけにはいかない。人間はエピソードや出来事や突発事件によって社会を支配することはできない。人びとが自分自身の安定した不動の光に頼って働くときはじめて、機会があれば新聞も国民の意志決定に十分役立つほどはっきりと状況を照らし出すのである。病巣は新聞より深いところに潜んでいる。その治療法も深いところにある。治療法は分析と記録のシステムを基盤とした社会組織とそれに付随するすべてのものに見出せる。そして、市民は万能であるという理論を放棄すること、意志決定を分散すること、比較可能な記録と分析によって決定を調整することにある。経営の中枢部に経常会計検査報告書があれば、そしてそれが仕事をしている人びとや監督している人びとに仕事がどのようなものであるかをあきらかにするようなものであれば、問題が起こったとしてもたんなる群盲の論争に終わることはない。また新聞に対しても情報システムによってニュースが提供されるとともに、そのシステムは新聞に対するチェック機能をも果たす。
    --W.リップマン(掛川トミ子訳)『世論(下)』岩波文庫、1987年。

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こんばんわ、宇治家参去です。
2-3日まえから、ゆる~くTwitterを始めております。

登録自体は先月にしていたのですが、なにのために利用するのかわからず……。

ちょうど総務大臣の原口一博(1959-)氏が、参議院予算委員会に遅刻をしてtwitterとの関係をおもしろオカシクメディアが報道していることもあり、何かがおこるたびにtwitterを真剣に打ち込むほど、大臣は暇ではなく、もっと「ほかにやることがある」のでは……と思ったこともあり、登録後、なかなか手をだすことがありませんでした。
※ちなみに、twitter理由で遅刻したわけでないとしても、予算委員会に遅刻……それを本人はブッキングミスとの理由でいっているわけですが、……いかなる理由であれ、それがブッキングミスであろうとも、自己自身を管理できていないというイミでは公人としていかがなものかとは思います。要は責任と自覚の問題でしょう。

そんでもって、そんなころ、細君がご贔屓にしている(東京では日本テレビ系列の)『情報ライブ ミヤネ屋』というワイドショー……宇治家参去はワイドショーが大嫌いですが……にて、その問題が取り上げられていたわけですが、そのなかで、フランクなトークが売りの〝浪速のみのもんた〟と称される番組の冠司会者・宮根誠司氏(1963-)が要するにtwitterとは基本的には「四六時中自分自身を実況中継するわけでしょ」(趣意)とのわかりやすい構造分析をみせておりましたので、はあ、なるほど、それは面倒ダワ……と思ってしまった宇治家参去です。

で……、
それでも、2-3日まえから、ゆる~くtwitterを初めてしましたが、まあ、これはtwitterにかぎらず、利用と発信とは異なるもので、受信という側面でみてみるならば、ある程度利用価値はあるのかなと思った次第です。

更新情報をこれまではRSSリーダーなんかで利用しておりましたが、結構煩瑣なわけです。ただtwitterの場合、発信情報を制限といいますか、あれもこれもとやらなければ、簡易なRSSリーダーとして利用の価値はあるのかな……などと思ったここ2-3日です。

とりあえず、定番ですが、NewYorkTimesとTheEconomistの〝つぶやき〟を拝聴できるようにはしておりますが、これが割合と便利です。

ともあれ、前評判とか憶測だとか億見でスルーしなくてよかったかなとは思う次第です。

……と表現すると、宇治家参去自体はつぶやいていないのか……というわけですが、それなりにつぶやくようになってしまいました。

これがシステムとか制度の恐ろしいところでしょうか。

というわけで、、、

リップマン(Walter Lippmann,1889-1974)が「新聞はサーチライトのようなもので、休み泣く動き回りながら暗闇のなかに一つまた一つとエピソードを浮かび上がらせる」というとおり、そのキャッチをここちよくできるようになった宇治家参去です。
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