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♪ It ain't necessarily so ♪

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♪ It ain't necessarily so

It ain't necessarily so.
De things dat yo' li'ble to read in de Bible,
It ain't necessarily so.

Li'l David was small, but oh my!
He fought big Goliath who lay down an' dieth,
Li'l David was small, but oh my!
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    --George Gershwin,Porgy and Bess,1935.

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Jazzのスタンダードナンバーになっているのが名曲「Summertime」ですが、これはアメリカを代表する音楽家のジョージ・ガーシュイン(George Gershwin,1898-1937)畢生の傑作オペラ「Porgy and Bess」の作中歌であることは以外と知られていないのかもしれません。

もっともルイ・アームストロング(Louis Armstrong,1901-1971)とエラ・フィッツジェラルド(1917-1997)の傑作アルバム「Porgy and Bess」(Verve,1957)を耳にされているかたにはおなじみのことで、

「そりゃア、話がくどいぜ、ベイブ」

などといわれてしまいそうですが、新世界アメリカ合衆国で後生に残る傑作オペラを残して早逝したガーシュインの偉業を振り返るには、トピック的にSummertimeだけに注目するだけでなく、Porgy and Bess そのもにも注視したいものでございます。

1991年にBunkamuraオーチャードホールで初の日本公演が行われましたが、その折りには、宇治家参去も忙しいなか?、大枚をはたいて鑑賞したのが懐かしい思い出です。

さて……。
舞台の中盤、キャット・フィッシュ・ロウの住人たちは、キティワ島でどんちゃんさわぎをするわけですが、そのなかで麻薬密売人のスポーティンライフ(Sporting Life)によって皮肉たっぷりにうたわれるのが、うえに引用した「It Ain’t Necessarily So」という黒人霊歌の要素が濃厚に出た一曲です。
※ちなみにエラが歌唱するこの曲はかなりヤバイです。

邦訳すれば、まあ、「いつもそうとは決まっていない」とでもいえばいいのでしょうか。

要するに、世の中ってえやつは、「必ずしもそうじゃないぜ」、「そんなのアリかよ!」ってえこと方が多いんだぜぇって、内容なのですが、アルバムを聴くたび、ライブでみたときしびれることのおおい一つの曲となっておりますが、スポーティンライフによって指摘されるを待つでなく、そのことだけは実際に痛感する宇治家参去です。

さて、歌詞の中では、旧約聖書のエピソードが詠われておりますが、注目したいのは、「サムエル記」からの一節です。

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ペリシテの陣地から一人の戦士が進み出た。その名をゴリアトといい、ガト出身で、背丈は六アンマ半、頭に青銅の兜をかぶり、身には青銅五千シェケルの重さのあるうろことじの鎧を着、足には青銅のすね当てを着け、肩に青銅の投げ槍を背負っていた。槍の柄は機織りの巻き棒のように太く、穂先は鉄六百シェケルもあり、彼の前には、盾持ちがいた。ゴリアトは立ちはだかり、イスラエルの戦列に向かって呼ばわった。「どうしてお前たちは、戦列を整えて出て来るのか。わたしはペリシテ人、お前たちはサウルの家臣。一人を選んで、わたしの方へ下りて来させよ。その者にわたしと戦う力があって、もしわたしを討ち取るようなことがあれば、我々はお前たちの奴隷となろう。だが、わたしが勝ってその者を討ち取ったら、お前たちが奴隷となって我々に仕えるのだ。このペリシテ人は続けて言った。「今日、わたしはイスラエルの戦列に挑戦する。相手を一人出せ。一騎打ちだ。」
--「サムエル記上」(17:04-10)、共同訳聖書実行委員会『聖書 新共同訳』日本聖書協会、1987年。

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現在の単位で表現すれば3メートル近くの大兵の屈強な戦士がゴリアトなわけですが、これに一騎打ちをして、最終的には勝利を収めるが、羊飼いと琴弾きの名人といわれた小さな少年ダビデです。

ふつーにかんがえれば、ゴリアトが負けるはずがない勝負なわけですが、ダビデは才覚で勝利をおさめてしまうことがこのあと記されております。

まさに「いつもそうとは決まっていない」っていうわけです。

小さな少年が生まれつき= born to kill のような大柄な戦士倒してしまうという記述です。

ということで、宇治家参去も「大きなもの」よりも「小さなもの」が大好きです。

ちょうど千葉の大学へ通勤し始めて、小さいと言えば小さいのですが、Lenobo(旧IBM)のネットブック以上のネットブックといわれるThinkPad X100eをPowerPoint出力とか仕事のために持参していたのですが、やはり軽い部類にはいる1.2kg前後ですが、さすがに往復5時間も通勤しておりますと、PCだけでなく資料もありますので、結構こたえるなーってところがありましたので、ついにそれよりもミニマムなPCを買っちゃいました!

話題の370gPC、ONKYOのBX407A4という小さな巨人がそれです。
http://onkyodirect.jp/pc/bx/
※旧SOTECの業務をONKYOが現在は引き継いでいます。

370g、バッテリー駆動7時間(ただそんなにはもちませんが)、winXpで、モニター出力OKってシロモノです。

一昨日到着し、セットアップが済んだところですが、まさにこのPC、ダビデと名付けようかと思うところです。

iPhoneのおかげで、パワーポイントが出力できて、かんたんな手直しができれば、出先でPCには要がないわけですので(本格的なことはそんな局面ではそんなにありませんので)、思い切って買っちゃった次第です。

USEDですが、予備バッテリー×1(現在装着しているやつ)、ACアダプター×3のおまけつきでダイレクト価格よりも安かったので、ちと勇み足をしてしまいました。

ですけど、結構重宝しそうです。

まさに!

♪ It ain't necessarily so ♪

http://www.youtube.com/watch?v=pLLoNi4qHPg

http://www.youtube.com/watch?v=gZV5kSEl-aw&feature=related

03_img_0595

Porgy & Bess Music Porgy & Bess

アーティスト:Ella Fitzgerald and Louis Armstrong
販売元:Verve
発売日:2008/03/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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