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「君自身の『人格』を固め高めるまでは休んではならぬ」

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    ある弟子に
改革が必要なのか、改革をするのは君なのか、
改革が必要であればあるだけ、それを成就するための「人格」が必要になる。
君、目や血液や顔色を、清らかに美しくすることがどんなに役立つか君には分らないか、
君が群衆の中にはいっていくとき、願望と指導力のかもし出す雰囲気も同時にはいりこんでいき、群衆のひとりびとりが君の「人格」に感銘を受けるように、清らかで美しいからだと魂をもつことが、どんなに役に立つか君には分らないか。

おお、磁力よ、肉体のすみずみまでみなぎる力よ、
行きたまえ、いとしい友よ、必要ならばすべてを捨てて、きょうすぐに始めたまえ、勇気、自尊、明確、高貴を目ざして君自身を鍛えることを、
君自身の「人格」を固め高めるまでは休んではならぬ。
    --ホイットマン(鍋島能弘・酒本雅之訳)「秋の小川」、『草の葉 下』岩波文庫、1971年。

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よーやく、一日が終わりました。
今朝は……ってもう昨日ですが……、隣町に住む親類のお宅を訪ね、要件を済ませる。
細君が一人では行きにくい?親類で、学歴崇拝者とのことなので、ワタシが行った方がよいって触れ込みで訪問すると、見事な歓待ぶりで、驚愕。

一緒に行って良かったナということで、それが終わるとそのまんま、千葉まで電車2時間かけて、一人の学生のために『倫理学』の講義。

最寄駅で降りると降雨。
例の如く傘不持参ですが、「雨ニモ負ケズ」という勢いで無事講義を完了!
たったひとりの生徒さんですが、懇談しながらやるように、なんとか理解してもらいたい部分……すなわち異なる差違の尊重、そしてすべての問題を「人間」の問題として捉える倫理学的視座……はキチンと理解してもらったようで何よりです。

それから駅まで走って、東京へトンボ返り。

講義が済んでから一服やりたいのはやまやまですが、非常勤講師をさせて戴いている、この千葉の短大は構内全面禁煙ですから、

「いやはや」

……と思いつつ、我慢して電車の人となった次第です。

それから、市井の職場へ向かった訳ですが、いつもなら、到着する10~30分まえに帰宅する店長がまだ在席!

珍しいなアと感慨にひたっておりますと、、、

「話があるから、待っていた」

……って話を聞くと、

「今月で退職する」

……ってどかーんな話。

着任してから2ヶ月なのですが、まえまえから考えていたいようにて、、、。

やっと意志疎通がツーカー……って表現がふるい?……になりはじめたところだったので残念なのですが、種々お話をいたしますと、すこし納得することも屡々あり、仕事のやり方(方法論)、人材育成の問題、この会社の目指すところと着地予定の問題なんかをふたりで徹底的に、まあ、マイケル・サンデル(Michael J. Sandel,1953)の「白熱教室」ばりに議論をしておりますと、、、

1時間経過!

仕事が終わらねえ……って、えんやこらやとやっておりましたが、お陰で帰宅すると26時過ぎ。

昨夜寝たのが午前6時。
起床が午前8時。

この3日で10時間程度して寝ておりません(仕事ゆえ)。

いやーぁ、きついわ。

……って思いつつ、例の如く晩酌しながらのなうです。

考える暇がないのも問題ですが、暇があっても考えないのも問題です。

まあ、そのせめぎ合いの最中に放り出されている……それが宇治家参去の毎日なのかもしれません。

ただ、いずれにしても、そーゆう薫陶?のなかで、尽きることの知らぬ財産が構築されているのではないか……そう思うようにはしておりますし、そのことはアメリカン・ルネッサンスの巨匠ホイットマン(1819-1892)大先生が「君自身の『人格』を固め高めるまでは休んではならぬ」と仰せの通りですからね、チト、今週はもう少しがんばります。

つうーことで、寝ます。

ぢゃあありません。

今日は電車の中でしか読書できなかったので、呑みながらですが、もう少し書物と格闘しようかと思います。

起きると今日も仕事です。

でもね、負けませんよ。

ただしかし「身近なものごとに注目する」倫理学者として驚いたことがひとつ。

昼過ぎに勤務先の千葉県の短大の最寄り駅に下車した際、大学で喫煙できませんので、駅の側道で、煙草を吸っていた……いちおー念のためですが、携帯灰皿は持参済み……のですが、足下の側溝をに目をやると、ザリガニがいた!

恐るべし! 物井!

02 03

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