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「人」という言葉は、状況に応じて様々の意味に解釈されるべきである

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 「人」という言葉は、状況に応じて様々の意味に解釈されるべきである。ある場合には、それは人間としての諸個人を意味するであろうし、他の場合には、国家、地方、会社、教会、チーム等々を意味することもあろう。人間としての諸個人の場合に一定の論理的優先順位が与えられているけれども、正義の諸原理は、これらすべての場合に適用される。
    --ロールズ(田中成明訳)「公正としての正義」、田中成明編訳『公正としての正義』木鐸社、1979年。

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いやー、今日も暑かったっす。
千葉県佐倉市詣で?最終日。
水曜日は、非常勤をやっている千葉の短大の「倫理学」の講座が最終講義+試験ということで、おもむいた次第ですが、

「息ができん」

……というほど熱風吹きすさぶ温度でしたが、無事最終講義終了。

たったひとりの受講生という超異例!
学則では4名以下不開講の決まりですが、カリキュラムの都合上マックス受講者2名。
最終的に1名の履修となりましたが、事務方から「教育者養成……その短大は教員・保育・幼稚園養成を主眼とおいております……には〝倫理〟は不可欠!」ということで、GOサイン。

都合15回の授業でしたが、一対一の家庭教師状態。

お互いに思想も信条も信念もまったく正反対の学生と教師でしたが、いやー、ある意味でオモシロカッタ。

いつも最後は、

「結局そうなんだよな」

……ってところへ落ち着き、

二人して、、、

「はなしてみないとわからない」

……などとミョーに納得したものです。

たいせつなのは、現実のただなかで「人間」を深めていくしかありませんね。

ま、いずれにしましても、イレギュラーの連続且つ、交通費が給料1/2+通勤往復5時間の仕事も一段落。次は9月の後半からです。

それまでまた新しい智恵を仕込んでおきたいと思います。

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Book 公正としての正義

著者:ジョン・ロールズ
販売元:木鐸社
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