吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐と言ふらむ
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吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐と言ふらむ 文屋康秀
--「巻五 秋歌下 246」、佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫、1981年。
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なんだか大雨が降って、大風が吹いたら、いつの間にやら、秋になっていたようです。
あれほど30度オーヴァーの灼熱地獄が9月中盤まで続いていたのが嘘のようです。
今年の十月も例年よりはやや温度が高めという予報ですが、あの猛暑の日々に比べるとまだマシでしょう。
四季のなかで一番大好きなのが秋です。
さあ、これから秋を堪能しましょうか……。
……ということで、昨日プランターをみやると最後の朝顔がほころんでおりました。
9月に入ってから昼夜の温度差が大きくなったのでしょうか。緑のカーテンをベランダに演出してくれたニガウリもなかなか大きくならず、さきほどすべて収穫し、カーテンも片づけてしまいました。
さて……。
仕事に戻るかorz
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