2011.02.14;梅が枝に きゐるうぐひす 春かけて 鳴けども今だ 雪は降りつつ
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梅が枝に きゐるうぐひす 春かけて 鳴けども今だ 雪は降りつつ 読人知らず
--「巻一 春歌上 005」、佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫、1981年。
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2月14日、東京は大雪。
大変なことが招来されることは承知の助なれど、やはり冬は雪がふると様になります。
ということで、速報! というわけではりませんが、降り出してから少し写真をとりましたのでupしておきます。
生憎防水カメラをもっておりませんので、マア、壊れてもいいかかという、広角対応のコンデジ(Panasonic LUMIX FX-37)にて撮影です。
手振れ・ピン甘お許しの程を。
ということでモツ鍋で菊水の冷や酒で、雪見酒としゃれ込みましょうw
古今和歌集 (岩波文庫) 著者:佐伯 梅友 |
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コメント
立春を過ぎての雪景色。
風情がありますね。。。
君がため春の野にいでて
若菜摘む
わが衣手に雪は降りつつ
Out in the field I pick up spring herbs for you.
Snow is falling down on my prematurely busy sleeves.
『小倉百人一首』 孝光天皇
うちのほうでは、夜分遅くまで雨が降っていましたが
明け方には雪になり、芝生の上に積もった雪が
外灯に白く照らされていました。
その雪も、朝日がのぼる頃には解けてしまいました。
東京では足元が危なくて、大変だったと思います。
無冠の友の無事を祈りました。
投稿: サバンナ | 2011年2月16日 (水) 18時46分
サバンナさん、どうもです。
また和歌の紹介ありがとうございます。
いやホント、その日は凄かったですネ
帰宅するまでいつもの4倍の時間、ふんばったお陰で翌日少し筋肉痛(涙
しかし、すぐに消えてしまって……すこし寂しい次第です(苦笑
投稿: ujikenorio | 2011年2月17日 (木) 01時03分