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科学的教養を身につける努力

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 ウィリアム・ジェームズ以来、しばしば、こういうことがくりかえし言われてきた。教養のある人は誰でも、宿命的に、何か一つの形而上学を信条としている、と。しかしわれわれには、次のように言ったほうが、もっと正確であると思われる。すなわち、どんな人でも、科学的教養を身につける努力のなかでは、一つではなくむしろ二つの形而上学を拠りどころにしている。それら二つの形而上学というのは、どちらも自然で説得的であり、絶対的で打ち破りがたいが、しかし矛盾し合っているのである。とりあええず、それらに、合理論と実在論という古典的な呼び名を与えておくことにしよう。ところでこの二つの哲学上の基本的態度は、現代科学の精神のなかでは、静かに結びついているのである。この平和な折衷の理由を、今すぐ言っておいたほうがよいだろうか? それなら、科学の哲学の次の公準、ぜひよく考えてみてほしい。「科学は人間精神の所産であるが、それは一方では我々の思考の法則に合致したものであり、他方では外部世界に適合させられたものである。だから、科学は二つの顔をもつ。一つは主観的な顔であり、もう一つは客観的な顔であるが、二つとも同じように必然的である。というのは、われわれの精神の法則にせよ、また〈世界〉の法則にせよ、それを変えることは、われわれには不可能だからである。」 実に奇妙な形而上学的宣言であえる。この宣言は、〈世界〉の法則のうちにわれわれの精神の法則を再発見するという、一種の二重化された合理論に人を導くかもしれない。だがまた、「われわれの精神の法則」も〈世界〉の法則の一部と考えて、その絶対不変性を主張する普遍的実在論に導くことも可能である。
    --G.バシュラール(関根克彦訳)『新しい科学的精神』ちくま学芸文庫、2002年、7-8頁。

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どうもうちの息子殿は、文系クラスタwのようでして……、

本は誰に云われなくてもよく読みますし、言葉そのものに対する関心が非常に強い子供にそだっているのですが、どうも理系方面に関しては、興味はあり将来的にはそちらの方に進みたいと言って憚らないのですけど、その具体的に取り組みに関しては、苦手なようでして、つまり、算数とか理科がね。

ですから、スパルタ式に計算ドリルをやらせても耕地が荒れてしまいますので、そうではない方法で、関心をもたせるようにと……配慮しているのわけですが、わが家ではそのひとつが、生物をなるべくたくさん育ててみるというものにしております。

植物を植えてみる。
金魚を育ててみる。
亀を育ててみる。

まあ、その辺ですけど、この間、たまたま、購入したキャベツに青虫といいますか、芋虫といいますか、蝶か何やらの幼虫が付着しておりましたので、今回はそれを飼育箱に入れてみて観察することにしました。

古典科学の基本は、観察と記述ですからねw
※量子論的ツッコミはここではしないでくださいよw

というわけでケースにいれて2-3日。
ものすごい食欲で葉っぱに穴をあけていたのですが、4日目にぱたりとそれが終息。
フタをあけるとサナギになっておりました。

さて何が出てくるのか・・・。

ひとつ楽しみがふえた次第。

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