« 旨いもの・酒巡礼記:東京都・国分寺市編「串焼 芳一 国分寺店」 | トップページ | 覚え書「金言:「タイ洪水」の伝え方=西川恵」、『毎日新聞』2011年10月21日(金)付 + タイ洪水被害者救済のための寄付金受付について(タイ大使館) »

屁理屈屋はありとあらゆることについて理屈をこねる

X1_dsc02457


-----

 理屈をこねるというのはどういうことか? 理屈をこねるというのは、主体性と客観性との情熱的な区別が排除されていることである。屁理屈は、抽象的な思惟としては、弁証法的な十分な深さをもたない。また意見や確信としては、個性の純血種ではない。けれども外延的には、屁理屈屋はその屁理屈で“一見いかにも有利(とく)をする”ように見える。というのは、思想家は自分の専門の学問しか理解することはできないし、男らしい男なら一定の専門に属する事柄についてしか意見をもつことができず、一定の人生観にもとづく一個の確信しかもつことができないが、屁理屈屋はありとあらゆることについて理屈をこねるからである。
    --キルケゴール(桝田啓三郎訳)『現代の批判 他一篇』岩波文庫、1981年、100頁。

-----

デーブ・スペクター(David Mark Spector、1954-)風に表現するならば、「理屈とはこねるものではなく、通すもの」というところかw

Resize0083


死にいたる病、現代の批判 (中公クラシックス)Book死にいたる病、現代の批判 (中公クラシックス)


著者:キルケゴール

販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


|

« 旨いもの・酒巡礼記:東京都・国分寺市編「串焼 芳一 国分寺店」 | トップページ | 覚え書「金言:「タイ洪水」の伝え方=西川恵」、『毎日新聞』2011年10月21日(金)付 + タイ洪水被害者救済のための寄付金受付について(タイ大使館) »

現代批評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/451663/42620720

この記事へのトラックバック一覧です: 屁理屈屋はありとあらゆることについて理屈をこねる:

« 旨いもの・酒巡礼記:東京都・国分寺市編「串焼 芳一 国分寺店」 | トップページ | 覚え書「金言:「タイ洪水」の伝え方=西川恵」、『毎日新聞』2011年10月21日(金)付 + タイ洪水被害者救済のための寄付金受付について(タイ大使館) »