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「日本の航空技術100年展」の特別展示「零戦展示」への「旅」


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人はなぜ旅をするか
中村 インドの哲学者や行者には、どこかにこもり、じっと一か所にいて瞑想にふけり、真実を深めている人がいます。
 しかし、私はやはり旅をしたい。旅をしますと、非常に新鮮な感銘をうける。旅は自分がもっていないもの、あるいは自分が忘れたものを新たに思いおこさせてくれます。もう、旅をすること自体が感動です。
白川 そうですね。人間ってのは、元来、基本的に未知に対するあこがれがあるんじゃないでしょうか。だから、人は旅をするんです。そして、未知の世界を切り拓いていく強い精神によって、人間社会には文明が発達したんだと思います。ただその際、やはり、一人で旅をして異質の文化や風土と接触していただきたいですね。そうして異質なものと出会ったとき、猿人が人間になったような精神革命が、個人のなかにもおこり得るんじゃないでしょうか。私は旅の魅力、意味というのは、そういうところにあるのではないかと思います。
中村 それにしても、私のような老人は、もう、そんなに旅はできません。しかし、私はやはり、外界の実物を見たいという願いが強くある。
 だから白川さんのような方には、ますます、いいお仕事をしていただきたいものです。
白川 ありがとうございます。私のこれまでの仕事は、人間とは何か、人間が生きるとはどういうことであるのかということを考えたい、という仕事でした。これからも、人間の根源に迫る道をゆけるところまで歩いてゆきたいと思っています。

中村元、白川議員「仏教伝来の道を歩く」、『中村元対談集I 釈尊の心を語る』東京書籍、1991年、170-171頁。
※初出、『致知』竹井出版、1989年10月。

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引っ越しの片づけがまだ済まないのですが……、その手伝いに来ている岳父が、所沢航空発祥記念館にて開催中の「日本の航空技術100年展」の特別展示「零戦展示」(米国プレーンズ・オブ・フェイム航空博物館所蔵の52型、唯一現存する飛行可能な機体)を見に行こうということで、予定を変更して、航空公園まで急遽「旅立つ」ことになってしまいました。

前日が雨で、翌日が曇天との予報。28日は汗ばむ陽気に包まれた快晴にて、訪問しました。

特別展示は閲覧時間が限定されていたため、2時間近く、記念館で時間を待ちながら、エンジンの音を聞いたり、間近で現物を見ることが出来ました。

戦争や暴力に関してはいかなる意義を付けようともその正当化は不可能だとは思っております。ただしかしながら、その現物に触れ、知っていくことは大切ですし、まあ、私自身もこの手のジャンルには人後に劣らないレベルの関心がありますので、……しょうじき、かなり疲れましたが……いい一日になったのではないかと思います。

ともあれ、部屋の整理……。

ひとつひとつやっていくしかないですね(><)

http://tam-web.jsf.or.jp/spevent/announce.html

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