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病院日記(6) ちょっとしたぼやき


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なんというか、結局、看護助手の仕事は、医師や看護師と違って責任はないので気楽な仕事で、汗を流せば済むから、楽と言えば楽なのだけど、やっぱり体力勝負なので疲れる。特に、下の世話なんかをしていると、時々、「ああ、おれ、何やってンだろう」ってものすごい焦燥感にとらわれる。

そういう職種へのリスペクトがお前にはないといわれれば、それまでの話だけど、結局はそれで食べていくことができる訳でもないから、責任はなく、だから、セルフリスペクトがないのもシカタガナイけど、それでもそこから色々と学ぶことはできるからそれは貴重な時間だと思っている。だけど……ねえ。

看護助手は僕のフィールドではないなとは思う(一生そこでやるなら収入と責任の意義で看護師の資格を取得すべきが筋だとも思うしね)。

ただしかし、最初に看護助手の先輩から言われたけど、「要するに主婦の仕事ですよ」という一言は重く響いている。その人も主婦ですけどね。介助の介助と、環境のクリーンアップが主たる業務になるけど、それを病院ではなく家庭に移せば、それは無償の奉仕となる。しかしこれは結構たいへんな内容だとね

まあ、だから「必殺 ちんぽ洗い人」などと自虐的に笑い飛ばしていかないと、きついものなのではありますので、その専業者に対する侮辱ではありませんので念のため。

だいぶ前にも言及したけど、結局その世界の、使命感に安住して構築される序列の構造と賃金体系等々の問題はやっぱり問題なんだろうけれども、それは環を大きく見てみるならば、日本における「そうなっているから、あたりまえなんだから、つべこべいうな」という役割分担の問題と同じだろうね。

そういう仕事の休憩の合間に、史料に眼を通してタブレットに入力していたり授業の準備してると、もう、こんなこと辞めてもええのではないのか? なんては思うのだけどね。ただ、まあ、そうもいかないわけでというか。といっても、家人をそれで路頭に迷わせてもいかねいというマッチョな掟でね、げふん

( まあ、ただ、看護助手もスーパーのmgrの話も、授業で扱う「ネタ」としては受けるというか学生が吃驚して喜ぶので、それはそれで大事なんだろな、とは思いつつ、まあ、いつまでもはやってらんねえのは事実なんだろうけど、 )

だけど……ねえ、、、心も体も疲れるワ。


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