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日記:なんというか、自分の見通しが甘かった。ものすごいスピードが速い。

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NSC設置、秘密保護法制定で、来年8月へのスケジュールについては理解していたつもりだけど、しょうじき、今日は、いきなり頭をなぐられたような感じ。

なんというか、自分の見通しが甘かった。ものすごいスピードが速い。

本気で、戦争を引き起こすのは軍人やないんですよ。

僕は、早ければ10年ぐらいで死ぬかもしれんからまだええけど、子供が不憫ですよ。
夕方のニュースをみながら、「戦争には行きたくない」といってましたわ。

厨二病ごとき幼稚な首相は、『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』などと題した近著を刊行しましたが、こんなフレーズ、醜悪以外の何者でもないけれども、これは21世紀の「八紘一宇」ととらえれば、その消息が理解できる。


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安倍首相:靖国参拝 失われた国益大きい=政治部長・前田浩智
毎日新聞 2013年12月27日 東京朝刊

 安倍晋三首相にとっては1年越しの靖国参拝であり、私的心情は十分に満たされただろう。しかし、その代わりに失われた国益は大きいと考える。

 今回の参拝は第2次安倍内閣発足から丸1年となる26日に行われたのがポイント。首相にしてみれば、中韓両国に配慮し1年も参拝を我慢したのに、それを評価しない両国にこそ問題があるとアピールしたかったのではないか。

 ただ、「1年も我慢」と思うのか、「1年しか」としか思わないのか、重要なのは相手国の受け止めだ。そこに十分な思いがなかったことは中韓両国の小泉純一郎首相時代以上と思える激しい反発を見ても明らか。「参拝強行」の印象ばかりが残り、両国の不信感を増幅させただけだろう。

 失った国益を改めて考えるべきだ。靖国問題の本質はA級戦犯の合祀(ごうし)にある。日本は、A級戦犯を断罪する東京裁判を受け入れて独立を回復し、国際社会に復帰した。日本のために命を犠牲にした英霊に尊崇の念を表する首相の動機は大事だが、首相は日本国民を代表する立場。公私の区別は難しく、今回の参拝は国際約束を覆す行為と映る。在日米国大使館が出した「失望している」との異例の声明は相当に深刻だ。

 安倍首相は集団的自衛権の解釈変更を射程に置いているが、静かな環境での議論など望むべくもなくなった。周辺国が警戒感を強めるからだ。冷静な議論が求められるのに無用な誤解が妨げになるだろう。

 靖国問題はすぐれて内政問題である。A級戦犯が合祀され、天皇の靖国参拝は中断した。国民世論も割れている。なのに、「戦犯を崇拝する行為とする批判は誤解」と主張しても、割り切れるものではない。小泉政権下で、官房長官の下に有識者懇談会が設置され、「国立の無宗教施設が必要」との報告書をまとめた。日の目をみなかったが、小泉氏の参拝公約を現実対応とどう整合させるかという重い宿題を背負った会議だった。だが、この1年、こうした取り組みはなく、粗っぽさが際立つ参拝となった。

 事前準備の中で見えてきたのは、合祀されていない戦没者を慰霊する鎮霊社への追加参拝であり、英文の首相談話の用意といった程度。首相の釈明の材料となり得ても、靖国問題の根本と向き合うものではないことは言うまでもない。
    --「安倍首相:靖国参拝 失われた国益大きい=政治部長・前田浩智」、『毎日新聞』2013年12月27日(金)付。

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[http://mainichi.jp/shimen/news/20131227ddm001010194000c.html:title]

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