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覚え書:「みんなの広場 首相の靖国参拝は国益損なう」、『毎日新聞』2014年01月05日(日)付。


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みんなの広場
首相の靖国参拝は国益損なう
無職 76(大阪府寝屋川市)

 私の父は1945(昭和20)年5月、フィリピン・レイテ島で戦死した。弾丸も食料も尽き、餓死か病死の可能性が高いと思う。私が7歳のときだ。父を死に至らしめたのは、米国よりはむしろこの戦争を始め、そして終結の努力を怠った、時の指導者だと私は思っている。そういう者たちとともに戦死者は「靖国」に眠っているとされるが、自分を死に追いやった者たちの横で、どうして安らかに眠ることができようか。
 安倍晋三首相は年の瀬も押し詰まった時期に靖国参拝した。「ご英霊に対して哀悼の誠をささげるとともに、御霊安らかなれとご冥福をお祈りした」などとする談話を発表したが、その者たちへも哀悼の意を伝えたのだろうか。まず、そのことを明らかにすべきだ。
 中国に格好の批判の口実を与え、その国内統治を利する一方、我が国の国益を著しく損ねる愚かな行為だとなぜ分からないのか。私は遺族の一人として、自己中心的で思慮の浅い首相の行動を断じて許せない。
    --「みんなの広場 首相の靖国参拝は国益損なう」、『毎日新聞』2014年01月05日(日)付。

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