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日記:どこまで内向きな感動にひたらなきゃあかんのやろう。


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しかし、正月早々だけど、「感動したーええで、これ」みたいなもんこそ、いちばんやばいんやろうなー、などと思ったりすることが多い。

まあ、なにそれ、アホくさ、みたいなものをつねに持ちあわせなきゃならんはずやのにという御仁がふんぱんものを「(わかっちゃいるけど)ええで」みたいなあれで凹んでいる。

「感動した」「勇気をもらいました」「元気になりました」……っておまえ、あほか。それこそが健全な批判精神の眼を曇らせ、権力が都合がよいように動員するパンとサーカスというスペクタルやないけ、ってね。

『永遠の0』に感動するのは結構なのだけど、日本の過去だけを美化して、反省できるのでしょうかねえ。安倍さんが靖国参拝して「不戦を誓う」ことのデマゴギーと同レベルの問題。

特攻を受けた人間、日本兵の弾丸に倒れた人間にも物語があるわけですよ。

どこまで内向きな感動にひたらなきゃあかんのやろう。

ほんと、疲れます。


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