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覚え書:「みんなの広場 放送関係者は中立であれ」、『毎日新聞』2014年02月26日(水)付。


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みんなの広場
放送関係者は中立であれ
アナウンサー・66(東京都大田区)


 テレビ放送に従事する者は、政治活動と宗教活動に関しては、絶対にニュートラルのはずである。

 私も局アナだった頃、大学の先輩から立候補出陣式の司会や選挙カーでのアナウンスを頼まれたことがある。もちろん、理由も話して丁重にお断りをした。これは放送人からすれば至極当然のことだからである。先輩にも「それはそうだ。失礼した」とご理解いただいた。

 都知事選で、NHK経営委員の百田尚樹氏が、立候補者の応援演説をしたと聞いてがくぜんとした。彼にはそんな常識もないのかと思い、あきれて開いた口が塞がらない。

 そのようなバランス感覚の欠如した人間を、NHK経営委員に任命するほうにも責任がある。絶対にウヤムヤにしてはいけない話だ。

 また、立候補者も、なぜ応援をお断りしなかったのか、世間に対し説明責任もあると思う。都知事に立候補する方は、それくらいの常識はお持ちでしょう?
    --「みんなの広場 放送関係者は中立であれ」、『毎日新聞』2014年02月26日(水)付。

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↓ 月刊『WiLL』2014年3月号「総力大特集 日本の新聞・TVにはほとほと愛想が尽きた!」「櫻井よしこ×百田尚樹 日本のメディアは中・韓の工作員か」。
これでは放送・報道とはほど遠いというか……。
やれやれ。


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