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書評:宮崎幸江編『日本に住む多文化の子どもと教育 ことばと文化のはざまで生きる』上智大学出版、2013年。


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宮崎幸江編『日本に住む多文化の子どもと教育 ことばと文化のはざまで生きる』上智大学出版、読了。本書は、日本で育つ多文化の子どもたちの持つ「ことばの力」と「多文化アイデンティティ」の形成をどう支えていくのか、読者と共に考える論集。海外に行かなくても「文化的多様性」は身近に存在する。

第1部で多文化の子どもの母語とアイデンティティの問題に焦点を、第2部では多文化共生と教育の関係について論じる最後に執筆者との対談を掲載し、多文化の子どものもつハイブリッドなアイデンティティを社会で活かす方途を辿る。

「多文化を持つ人たちと接するということが自分の枠を外すことにつながる」(宮崎)。編者もこの研究を通して考え方やものの見方が変わったという。学びは学校の外にあるだけでなく、このことは日本の子どもにとっても大切なことである。 


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