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覚え書:「吉野作造:『フリーメーソンリーの話』直筆原稿を入手 先入観ない吉野の視点 大崎の記念館、25日から展示 /宮城」、『毎日新聞』2014年05月23日(金)付。


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吉野作造:「フリーメーソンリーの話」直筆原稿を入手 先入観ない吉野の視点 大崎の記念館、25日から展示 /宮城
毎日新聞 2014年05月23日 地方版

(写真キャプション)吉野作造が著したフリーメーソン擁護の直筆原稿=大崎市古川の吉野記念館で

 大正デモクラシーの旗手とされる吉野作造の事跡を紹介する大崎市古川の吉野記念館は、1921(大正10)年に吉野が著した「フリーメーソンリーの話」の直筆原稿を、横浜市の古書店で入手した。25日始まる企画展「吉野作造とキリスト教」で展示する。国際的に友愛団体を構成するフリーメーソンについての論稿で、吉野がアカデミズムにこもらず、さまざまな分野に関心と知見を持っていたことがうかがえる。

 原稿は200字詰め原稿用紙18枚でペン書き。編集作業の赤筆が入っている。経済学者の森本厚吉、作家の有島武郎が吉野とともに20年、東京に設立した生活・文化の啓蒙(けいもう)事業団体「文化生活研究会」発行の月刊誌「文化生活」10月号に掲載された。

 論旨は、18世紀後半に活躍したドイツの詩人で、フリーメーソンの一員だったレッシングの戯曲「賢者ナータン」を素材に、フリーメーソンリー(リーは団体の意)が掲げる宗教的寛容や博愛主義を評価する内容。キリスト教の各教派が指摘するような陰謀団体ではないと擁護している。

 当時、日本の軍部が国家主義に迎合しないフリーメーソンリーを「秘密結社」と喧伝(けんでん)したことに対し、欧州留学を経験しフリーメーソンへの知見を持つ吉野が反軍部の視点から取り上げたという。

 同記念館の小嶋翔研究員は「直筆原稿からは先入観や固定観念のない物の見方の大切さを大事にした吉野の視点が改めて伝わる」と話す。企画展は8月3日まで。観覧料500円。問い合わせは電話同記念館・0229・23・7100。【小原博人】
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[http://mainichi.jp/feature/news/20140523ddlk04040270000c.html:title]

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