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覚え書:「みんなの広場 憲法をここまでおとしめるか」、『毎日新聞』2014年07月05日(土)付。

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みんなの広場
憲法をここまでおとしめるか
農業 65(徳島県阿南市)

 自民党の意向を受けて公明党執行部が集団的自衛権の行使容認に踏み切った。その弁明をテレビで「さわやかに」語るのを聞いた。そして1日、閣議決定がなされた。
 公明党幹部は、自衛権発動の新3要件の中の「国民の権利が根柢から覆されるおそれがある」の「おそれ」を「明白な危険」に変えたことなどを挙げ、「二重、三重の歯止めが利いて、拡大解釈の恐れがなくなった」とした。また「集団的自衛権の行使は憲法上、許されない」とした1972年の政府見解を全く無視し、都合のいいとこ取りで憲法解釈変更を押し切った安倍晋三首相がよく口にする「安全保障環境の変化」を指摘した。一般の法令とは全く違う憲法をここまでおとしめてしまうのか、と暗たんたる思いだ。
 前回総選挙で毎日新聞が行った候補者アンケートでは、集団的自衛権の行使を認めない憲法の解釈の見直しについて、公明党の当選者の87%が「反対」だった。この人たちは今、どういう思いでいるのだろう。
    --「みんなの広場 憲法をここまでおとしめるか」、『毎日新聞』2014年07月05日(土)付。

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Koe

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