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日記:高市も稲田もへたれやの。従軍慰安婦は存在しなかったとアジア諸国には居丈高に振る舞い、欧米に対しては平身低頭。ナチス好きなんなら好きやといえばよろしかろう。


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米ユダヤ系団体:高市氏ら写真、対応に不満表明
毎日新聞 2014年09月11日 東京朝刊

 【ワシントン和田浩明】高市早苗総務相ら自民党の国会議員3人がナチス・ドイツへの共鳴をうたう極右団体の男性代表と撮影した写真が、団体のホームページに掲載されていたことについて、米ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部ロサンゼルス)のエイブラハム・クーパー副所長は9日、「(写真を見て)首をかしげざるを得ない。こうしたことが起きないよう責任を持って対処する人はいないのか」と強い不満を表明した。

 団体は「国家社会主義日本労働者党」で、ホームページにナチス・ドイツの「かぎ十字」や外国人流入阻止などの主張を掲載。議員の事務所はいずれも「思想は知らなかった」などと説明している。

 だが、クーパー副所長は毎日新聞の取材に対し「(団体の思想について)明確な批判をすべきだ」と述べた。
    --「米ユダヤ系団体:高市氏ら写真、対応に不満表明」、『毎日新聞』2014年09月11日(水)付。

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[http://mainichi.jp/shimen/news/20140911ddm007010106000c.html:title]


ガーディアンの報道はこれ


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Neo-Nazi photos pose headache for Shinzo Abe
Two newly promoted political allies of Japanese PM shown smiling alongside far-right figure Kazunari Yamada

The Guardian, Tuesday 9 September 2014 05.18 BST

Barely a week after Japan’s prime minister, Shinzo Abe, overhauled his administration amid flagging popularity, two of his senior colleagues have been forced to distance themselves from rightwing extremism after photographs emerged of them posing with the country’s leading neo-Nazi.

Sanae Takaichi, the internal affairs minister, was among a record-equalling five women selected by Abe as he attempts to make his cabinet more female voter-friendly and to increase women’s presence in the workplace.

Takaichi, an Abe ally on the right of the governing Liberal Democratic party (LDP), was pictured posing alongside Kazunari Yamada, the 52-year-old leader of the National Socialist Japanese Workers party, on the neo-Nazi party’s website.

A smiling Takaichi and Yamada appear together standing in front of a Japanese flag.

Yamada has voiced praise for Adolf Hitler and the September 2001 terrorist attacks on the World Trade Centre. In a YouTube video Yamada’s supporters are seen wearing swastika armbands, while he denies the Holocaust took place and criticises postwar Germany’s ban on the Nazi salute, accusing the country of being “no different from North Korea”.

Takaichi met Yamada “for talks” at her office in the summer of 2011, according to her office. Confirming the photographs were genuine, a spokesman for Takaichi claimed her office had been unaware of Yamada’s extremist views at the time.

“[He] was an assistant to an interviewer and was taking notes and photos,” a member of Takaichi’s staff told AFP. “We had no idea who he was back then but he requested a snap shot with her. [She] wouldn’t have refused such requests.”

Media coverage prompted her office to request that the photographs be removed but by then they had already been widely circulated on social media.

“It was careless of us,” the staff member said, adding that Takaichi did not share Yamada’s views “at all … it is a nuisance”.

A second photograph shows Yamada standing alongside Tomomi Inada, another close Abe ally who was given the powerful job of LDP policy chief. Inada’s office was quick to distance the MP from Yamada, whose website celebrates the “samurai spirit” and proclaims that the “sun shall rise again”, saying it would be disappointed if the photograph led people to “misunderstand what she does”.

While there is no evidence that either politician shares Yamada’s neo-Nazi ideology their appointment has fuelled accusations that Abe is taking his administration even further to the right.

Takaichi and Inada have both visited Yasukuni shrine, which honours Japan’s war dead, including 14 class-A war criminals; last week, Takaichi said she would visit Yasukuni again, this time in her role as minister. “I’ve been visiting Yasukuni as one Japanese individual, to offer my sincere appreciation to the spirits of war dead,” she told reporters. “I intend to continue offering my sincere appreciation as an individual Japanese.”

China and South Korea view politicians’ pilgrimages to the shrine as evidence that Japan has yet to atone for atrocities committed on the Asian mainland before and during the second world war.

[http://www.theguardian.com/world/2014/sep/09/neo-nazi-photos-pose-headache-for-shinzo-abe:title]

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高市早苗総務相や稲田朋美政調会長が日本版ネオナチの人物と一緒に写真を撮影したことが全世界に拡散されてしまい、二人はその人物の「素性」を知らなかったと弁解している。しかし、議員会館に氏素性の知らない人間を通してしまったりするのであろうか?


二人の弁明は次の通り。

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極右代表と撮影、高市総務相のコメント全文「どんな人物か不明だった」
産経新聞 9月10日(水)17時13分配信
 高市早苗総務相が、極右団体代表の男性と写真撮影をしたとの報道に関し、10日に出したコメントは次の通り。

    ◇

 1、男性(※コメントでは男性の姓)とは会談どころかほとんど会話をしておりません。男性は、3年以上前だと思うが、雑誌のインタビュアーの補佐(メモを取る程度の係)として議員会館に来訪されたそうです。そのインタビューが終わった後、男性が「一緒に写真を撮りたい」とおっしゃったので、ツーショットで撮影しました。もちろんその時点では彼がそのような人物とは全く聞いておりませんでした。

 1、上記の通り、撮影時に彼がどういった人物であるか不明でした。出版社に確認したところ、彼はもともとフリーのライターをやっていたようで、たまたまインタビューの時に同行されたようです。その後、出版社と彼との契約はないようです。なお、出版社も彼がそのような思想であったことは知らなかったようです。

 1、男性との付き合いは以前も以後も全くありません。出版社がスタッフとして連れてきた方がツーショットを撮りたいとのことで、それに応じただけです。こちらとしては出版社を通じて、男性に写真の削除を依頼しております。

 2014年9月10日 高市早苗事務所
[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140910-00000553-san-pol:title]

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 自民党の稲田朋美政調会長が、極右団体代表の男性と写真撮影をしたとの報道に関し、10日に出したコメントは次の通り。

    ◇

 平成26年9月10日 各位

 衆議院議員 稲田朋美

 一部報道にあるご指摘の人物は、雑誌取材の記者同行者として、一度だけ会い、その際写真撮影の求めには応じたものだと思われます。記者の同行者という以上に、その人物の所属団体を含む素性や思想はもちろん、名前も把握しておらず、それ以後何の関係もありません。

[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140910-00000554-san-pol:title]

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毎日新聞のインタビューにて、サイモン・ウィーゼンタール・センターのクーパー副所長は9日、「(写真を見て)首をかしげざるを得ない。こうしたことが起きないよう責任を持って対処する人はいないのか」と憤りを隠せない。しかしクーパー副所長の指摘通り、日本会議内閣は、国内での言動がすべて国際社会と連動する今日において、どういう思想をもとうがそれはひとまず横に置くとしても、「脇が甘すぎ」やしないだろうか。

加えて、日本会議出身の二人の女性議員は、「知らなかった」というだけでなく、「(団体の思想について)明確な批判をすべきだ」(クーパー副所長)と言われているとおり、ナチズムに関してどういう考えをもっているかを明らかにすべきであろう。

高市総務相は、ネオナチの人物と写真を撮っただけでなく、90年代には「多彩な実践活動を通して、到達した混迷時代の選挙必勝法を、かつて第三帝国を築いたアドルフ・ヒトラーの政治・組織・宣伝論の中から考察」というふれこみの小粥義雄『ヒトラー選挙戦略』(永田書房)なる著作に「候補者と認知された瞬間から始まる誹謗、中傷、脅迫。私も家族も苦しみ抜いた。著者の指導通り勝利への道は『強い意志』。国家と故郷への愛と夢を旨に、青年よ、挑戦しようよ!」との推薦文を寄せている。こちらも国際社会で炎上が始まっているが、シラをきっている模様。

高市議員は、大臣就任後のインタビューで靖国参拝を続ける旨、答えている。(中身は横に置き設定だけ棒読みすれば)靖国神社は先の大戦への反省などなどないから“アジア解放の正義の聖戦”と位置づけるから、人類への罪や「嘘も百辺言えば真実」式のナチズムと親和したらダメやん。頭おかし過ぎる。

僕自身は靖国神社で「不戦を誓う」ことなどこれっぽちもできないとは思っているけど、

→ [http://d.hatena.ne.jp/ujikenorio/20140326/p1:title]

百万歩譲ってみても、靖国参拝とナチス崇拝は交差し得るものではないし、不正義のナチスを礼賛することは、大義wに死した祀られた人間に対する最大の不敬になるだろう。

あたまがおかしすぎる。

そして彼女たちの欧米へこびへつらう態度と、アジアへの居丈高な態度というねじれをみよ。


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河野談話見直し「前政調会長の方針引き継ぐ」 自民・稲田氏「日本の名誉回復国民運動を」
2014.9.11 17:58 [自民党]
 自民党の稲田朋美政調会長は11日、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話をめぐり、前政調会長の高市早苗総務相が新たな官房長官談話を出すよう政府に求めていたことについて、「前政調会長の方針を引き継ぐ」と述べ、自身も河野談話の事実上の見直しを求める考えを示した。

 党の議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長・古屋圭司前国家公安委員長)の総会で語った。

 稲田氏は、朝日新聞が「慰安婦を強制連行した」との証言報道を虚偽と認めたことを踏まえ、「国民全体で地に落ちた日本の名誉を回復する国民運動をやっていきたい」とも述べた。

 また、総会では産経新聞の阿比留瑠比政治部編集委員が講演し、慰安婦に関する朝日の報道について、「日本をおとしめることができれば事実などどうでもいいという考え方があったのではないか」と指摘した。
[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140911/stt14091117580005-n1.htm:title]

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朝日新聞の吉田証言のまゆつばものは既に90年代にそのインチキさが指摘されており、「今さら」な話だし、クワラスワミ報告では、吉田証言以外に独自の聞き取り調査をやっている訳だし、サンケイの社長や中曽根大勲位の証言などをひくまでもなく、「強制」としての「性奴隷」は一昔前はで「常識」だったし、30~40年代の戦争映画でもよく出てた訳で。まさに「今さら“従軍慰安婦”はなかった」といいたいのか?

稲田議員は、見直し発言中で曰く「日本の名誉を回復」をやりたいそうだが(て首相と呼応か)、その前に自分のナチズムへの態度をはっきりせよと言いたい。

高市も稲田もへたれやの。従軍慰安婦は存在しなかったとアジア諸国には居丈高に振る舞い、欧米に対しては平身低頭。ナチス好きなんなら好きやといえばよろしかろう。信念もヘッタクレもないのだろう。

慰安婦に関する朝日の報道について、「日本をおとしめることができれば事実などどうでもいいという考え方があったのではないか」という阿比留瑠比さん、もはや日本会議内閣の「軍師」気取り。その前に自分の誤報の訂正だせや。身をただしてからよそを批判せよ。

もうこれほど、日本の知的・言論・歴史認識そのた諸々のレベルが低下していることに戦慄せよ。


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