日記:アメリカの大学に万歳アタックをかける外務省官僚とは……
[http://www.smh.com.au/world/shinzo-abes-government-plays-down-historians-concerns-over-south-koreas-comfort-women--in-wwii-20150210-13adis.html:title]
Shinzo Abe's government plays down historians' concerns over South Korea's 'comfort women' in WWII
アメリカの教科書会社に軍慰安婦記述削除求めたバカ外務省はなんと、執筆者に「お話合い」を要求し、断られると勤務先のハワイ大研究室のオフィスアワーに入ってきて座り「いかにお前が間違ってるか」を語ったそうな / “Shinzo Abe'…” http://t.co/2xfPYU9cU0
— mekurayanagi (@mekurayanagi1) 2015, 2月 10
政治家やそこに収斂していく自称知識人がバカであるケースはなきにしもあらずで、これは日本に限られた現象ではないとは思うのですけど、まあ、一国の最高学府を卒業してその実務をこなす官僚たちが、まあ、思想としての「まがい物」に何の反省もなく「飛びつく」というのはこれ、どうなんだろう。
べつに外務省の高級官僚のほとんどが、靖国神社へ参って積極的に手を合わせているなどとは想像できない訳ですよ。
官僚が政治家を支配しているなどとよく言われますが、安倍さんの思想へ影響を与えているとも思えない。しかし、この、歪み? 劣化? というは理解に苦しむ。
消極的反抗とかないのかと。
勉強ができるということが、必ずしも「聡明」ではない訳ですけども、それでもひどいものがあるのだなあと戦慄する次第です。
まあ、人間をゆがめるのが現代というシステムですから、アイヒマン化してそれも業務なんだろうとぐったり。
しかし、余所の国の教科書の内容にイチャモンつけるなどとは、ネットで「保守」だの「国士」だの言われる界隈がよく口にする「内政干渉」だろうに。
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